令和7年12月7日、塩尻市のcore塩尻で開催された大門マルシェにおいて、「つないち」の出張店として地産地消商品と脱炭素の価値を組み合わせた販売実証実験を行いました。今回の実験は、単なる販売イベントではなく、地域商品の魅力に環境価値を重ねることで、消費者行動がどのように変化するかを確認する社会実装型の取り組みです。
会場では、ナイアガラジュース、りんごジュース、いちご・りんご・あんずジャム、味噌類、乾しいたけ、アップサイクルコマなど、塩尻らしい商品を販売しました。冬季開催だったため野菜販売は行わず、加工食品や保存性の高い商品を中心とした構成としました。
今回の特徴は、商品販売と合わせて「グリーンカード」の後乗せ実験を実施した点です。来場者には、太陽光発電などの再生可能エネルギーによる環境価値やCO2オフセットの仕組みを説明し、買い物と環境貢献を結び付ける新しい選択肢を提案しました。
販売員間では事前に説明内容を共有し、誰が接客しても同じメッセージを伝えられるよう準備しました。その結果、環境価値への共感を示す来場者も現れ、「寄付のような形で応援したい」「カードは紙ではなくデジタルでもよい」といった具体的な意見も得られました。
売上規模としては地域マルシェ相当でしたが、消費者との対話から得られた知見は大きく、特に甘い商品への人気、しいたけの高評価、環境説明の重要性など、今後の店舗運営やEC展開につながる成果となりました。
つないちは、地域の商品を売るだけではなく、“地域を応援する買い物”“環境につながる消費”を塩尻から広げる挑戦を続けています。今回の大門マルシェは、その第一歩を確かめる実証の場となりました。

